日清食品の創業者である安藤百福は、戦後の貧しい時代に、食べるものがなく飢えに苦しむ人々の姿を見て、「食こそが、人間が生きていく上で、いちばん大切なものである」と確信し、今から半世紀前に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明し、その後も世界初のカップ麺「カップヌードル」を発明するなど、世界の食文化に革新をもたらしました。
しかし、経済的に豊かになり、食にも満たされる一方、青少年の非行が大きな社会問題となっていることに胸を痛めた安藤百福は、子供たちの心身の健全な育成のためには、スポーツによって溢れるエネルギーを発散させるべきであると考え、日清食品が創業25周年を迎えた1983年に、私財を提供して「安藤スポーツ・食文化振興財団」を設立しました。
以来、当財団では、創設者の思いである「食とスポーツは健康を支える両輪である」を理念として、子どもたちの健全な育成のためのスポーツ振興事業と食文化の向上に貢献する事業に取り組んでまいりました。
安藤百福は、2007年1月に96才で永眠いたしましたが、その思いを、これからも当財団が継承し活動を続けてまいります。 |