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| 安藤財団では設立当初から自然体験活動を支援してきました。それは、自然体験が子供たちの創造力を豊かにしてくれるからです。自然は自分達の都合のいいようには動きません。天候の急変や食事の支度などに柔軟な対応が要求されるのです。21世紀を担う子供たちの豊かな人間性と自活力、協調性を育むために、自然体験活動はますます大きな意味を持ってきました。 |
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「自然学校をつくろう」
日本はいま大変な変革期にあります。経済や政治の構造を改革したり、社会のありようを変革することが重要な課題として取り上げられていますが、私はそのほかに、日本人が大人も子供も自然と親しむことが大変重要だと思っています。
明治以来、日本は宿命的に欧米に「追いつき追い越せ」と走ってきました。その間、二度にわたる戦争に巻き込まれ、特に第二次世界大戦後は焼け跡の中からの再出発になりました。その後、短期間に欧米に追いつくことに成功したのですが、やはり無理があったようです。
なにか急ぎすぎたというか、世の中のすべてをお金に換算して価値を決めるくせがついたり、教育が荒れ始めています。このあたりでもう一度考え、われとわが身とを見つめなおす時期ではないでしょうか。
日本人が縄文の時代から営々として築き上げてきた、自然との対話技術のようなものがいまこそ必要なのではないでしょうか。私たちは祖先からのすばらしい遺産を忘れかけています。アメリカ人はインディアンの知恵から何かを学ぼうとしています。日本人は自分たちの身体にわずかながら残っている知恵をもう一度思い出すべきです。
カルチャーセンターの野外版のような「自然学校」を全国にたくさん作り、だれもが安く、安全で、レベルの高い自然体験を楽しめるようにしたいですね。そのためには指導員も施設もプログラムもより一層レベルアップしなければなりません。
安藤スポーツ・食文化振興財団が運営する自然体験.comはそうした時代の流れに最もマッチした試みだと思います。全国の多数の方々がこうした意気込みを察して、アクセスし、自然体験がどんどん普及してくれるといいなと思っています。 |
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