食創会
〜新しい食品の創造・開発を奨める会〜

1996年、安藤百福の理念である「食創為世(食を創り世の為につくす)」に 基づき、新しい食の創造を推し進め、食品産業の発展に貢献しようと、『食創会』が発足しました。安藤財団では『食創会』を主宰し、独創的な基礎研究、食品開発、ベンチャーなどを支援し、毎年「安藤百福賞」の表彰を行っています。

食創会設立の趣旨

人類が到達したすばらしい文明・文化は、人類の限りない創造的精神によって生み出されました。21世紀を越えて、繁栄を持続するためには、これからも発明・発見の意欲をさらに高揚していく必要があります。とくに、人類生存の根源である“食”について、より緊急を要する課題であり、私たちが『食創会』設立を提唱するゆえんであります。
人口の急増、地球環境の悪化を背景に、食糧危機が予測される今、私たちは英知を集め、食品産業に独創的な技術革新の波を起こしていかなければなりません。
基礎技術をしっかりと固め、バイオテクノロジーなどのあらゆる先端技術を駆使して、新しい食品、生産・加工の技術を生み出し、かつて敗戦の焦土から発想された即席めん産業が世界に伝播していったように、この日本から世界に向けて発信していくべきではないでしょうか。
埋もれたアイデアが、身近に眠っているかも知れません。世の中に渇望されながら、手が届かず開発・発明が待たれている技術もあるでしょう。
『食創会』は、食品産業の発展を図り、人類の繁栄に寄与するため、知恵を掘り起こし、知的財産を尊重する環境を整え、ベンチャー・スピリットを支援していきます。(1996年6月設立)

食創会「安藤百福賞」

応募対象者

食科学の振興ならびに新しい食品開発に貢献する基礎研究者、開発者、およびベンチャー起業家

副賞

  • 大賞 1,000万円
  • 優秀賞 200万円
  • 発明発見奨励賞 100万円 ※発明発見奨励賞は若手研究者、中小企業研究開発者に限定

募集要項

募集要項をご確認の上、ご応募の準備を進めていただきますようお願い申し上げます。(募集期間: 6月中旬〜9月末日)

応募用紙

応募用紙記入上の注意

  1. 応募用紙の書式・枚数は変更しないようにお願いします。
    記入枠が不足する場合は、枠内に要約を簡潔にご記入いただき、別紙資料添付にて、補足説明して下さい。
  2. 第三者の推薦による応募の場合で推薦状をご準備いただく場合は別紙で添付して下さい。
    推薦状は必須ではありません。
  3. 知的財産権などにかかわる応募書類の取扱に関するご要望・ご質問は事前に事務局までご連絡下さい。