グリセロールを用いた連続加熱調理殺菌装置による長期保存食品の開発 受賞者が設立した味きっこうでは、グリセロール水溶液を熱媒体とするユニークなアイデアで、高温・高圧・短時間での連続加熱調理殺菌装置による長期保存食品を開発した。ご飯やピラフ等の加工米飯の他、惣菜、麺類、スープ類にも利用でき、生食材を耐熱性容器もしくは袋に密封し、調理と殺菌を同時に行うことで、原材料の風味を活かすことができる。また、常温で長期保存が可能なため非常食としての利用も期待される。
ユーグレナを活用したベンチャーの起業とユーグレナの屋外商業大量培養技術の確立 ユーグレナ(和名:ミドリムシ)は、59種類の豊富な栄養素を備える微細藻類である。ユーグレナの特性に着目した受賞者は、食品化を目指し東京大学発のベンチャーであるユーグレナ社を起業し、世界で初めてユーグレナの大量培養技術を確立し、商業大量培養の実施により、食品への利用を行っている。同社は他大学や民間企業との共同研究や事業化により、ユーグレナのもつ様々な機能を利用し、食糧・栄養問題の解決を目指しており、その実現が期待される。